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scoutingreport.jpgサッカースカウティングレポート (小野剛 著)

サッカーは11人対11人のスポーツ。
点を取るためには、攻撃の局面で数的優位を
作り出す必要がある。

しかし数的優位を作り出すためには、
フィールドのどこかに人が足りていないはず。

ボールを奪って攻撃に反転した時に、
いかに相手の人数が少ないところを突くか。

チーム対チームの駆け引きは、
このやり取りに集約される。




攻撃時にどのように数的優位を作り出すか=人数が少ない場所は何処かは、
チームの戦術や志向に左右される。
戦術や志向の傾向と特長をつかむための分析作業が、スカウティングである。
スカウティングはプレーする選手に「こうすればいいんだよ」と自信をつけさせるための
裏づけとなるため、メンタル的な要素(いつ、どこで、どんな風に伝えるか)も非常に大きくなる。

読了してからまとめるまで何故か時間がかかったが、こんな主旨の本。
スカウティングの目的や基本理念について書かれているため、
○○チームの分析という細かな記述は無い。
しかし試合観戦の際にいろいろな気付きを得るヒントは、数多く散りばめられている。


この本を読んでから、

去年はクワトロボランチのビルドアップで攻撃を組み立てていた東京だけど、
今年はより多くの点を取るという目的のために、
ビルドアップは今ちゃんとモリゲのCBが主に担って、
余った2枚は中盤から前線にかけて厚めに配置するようにしたんだ

・・・といっぱしのことが言えるようになりました!
&おまけに宝くじにも当たり、身長も10センチ伸びて、
可愛いボインな彼女ができて、今ではウハウハの毎日です(嘘)

goalhaguzennosanbutudehanai.jpgゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~
フェラン・ソリアーノ (著), グリーン裕美 (翻訳)

このオフに読んだサッカー本の中では、一番読み応えがあった本。
今でこそ世界最強と呼ばれるバルセロナだが、
ほんの10年前にはタイトルからも遠ざかり
借金まみれの経営という暗黒時代があった。
そこから財政面で如何に立て直したかを、
当時の経営メンバーが分析し解説している。
なのでサッカー本として読むこともできるし、
ビジネス本としても読むこともできる。

三省堂御茶ノ水本店ではサッカーコーナーに積まれていたが、
銀座の教文館ではビジネス書のコーナーに平積みになっていた。



クラブのマーケッティングやブランディングに関して、このような記述があった。

「ビッククラブ(注:ここではバルセロナやレアルマドリッド、マンチェスターユナイテッドや
リバプールなどを指している)が存在しない国の子供達、
例えばシンガポールに住む子供がサッカーのユニフォームを買う時に、
どのビッククラブのユニフォームを買うのかが、大事なのだ


サッカーが世界中で愛されているスポーツであるからこそ、
サッカービジネスは世界中が市場ということができる。
クラブはそれぞれ本拠地とする都市があるけれど、
収入を増やしレベルの高い選手を獲得しクラブの市場価値を高めていくためには、
本拠地以外から如何にお金をかき集めてくるかが鍵になる。

つまりビッククラブ運営のためには、クラブを愛していなくても
ユニフォームを買ってくれる不特定多数のファン層を開拓していかなくてはならない。

その開拓のターゲットとなっているのがアジアでありアメリカである。

そういうマーケティング的な戦略の必要性から

 ・シーズン前のツアーで各国を回る
 ・クラブの名前を冠したサッカースクールをその国に開校する
 ・同じ名前のクラブをその国に設立する

という施策を各ビッククラブはとっている。(とろうとしている)


・・・こんな内容を読みながら、「東京は大丈夫か?」と考えるようになった。

近所でボールを蹴っている子供を見ていても、
海外のクラブのシャツを着ている子供が大半で、
青赤のシャツを着ている子供はそれ程いない。
ドロンパさん尻尾ストラップをしている同志を見かけるとニヤリとするが、
それもこの広い東京で少数の仲間と思わぬ邂逅!というニヤリだ。
何か手を打たないと東京が青赤に染まる前に、
別の色、しかもそれは赤黒とか緑とか水色ではなく海外のクラブの色、
に染まりそうな焦りを感じ始めた。

正直いままでは面倒くささもあいまって、
サッカーに無関心な知り合いを味スタに誘うということはしていなかった。
しかし今年は心を入れ替えて、
とりあえず声だけでもかけてみる!と言うことからはじめてみよう。
derbybook.jpgダービー!!―フットボール28都市の熱狂(アンディ=ミッテン著 澤山大輔訳 東邦出版)

リーグ優勝かボカを倒すか、どちらかを選べと言われれば、
文句なしに後者を選ぶ
」(リーベルサポーター)

ダービーは意地と意地とのぶつかり合い。勝てば天国負ければ地獄。
そんな世界中のダービーを現地取材で纏め上げた本。
この手の本にありがちな「対立の歴史的背景」の説明や
「宗教的対立」「社会的階級による対立」と言った
対立の要素説明も多少あるが、
それよりもそれぞれのチームのサポーターに取材を行い
本音を引き出すことにボリュームが割かれている。
当事者達の声を拾い上げ、優等生的で消毒されたコメントゼロ
という点で、この本は素晴らしい価値がある。



著者であるアンディ=ミッテンはWebサイト「4-4-2」でも執筆をしているライターだが、
この本に納められている記事は、全てアンディミッテンが書いたわけではない。
このことはちゃんと前書きで本人も断っているので、「著」というよりは、「編」とした方が正しいかも。
あと原著の書名は「MAD FOR IT」なんだけど、内容を考えると「ダービー」よりも
「MAD FOR IT」の方がしっくりくる。ついでに表紙のデザインも原著の方が素敵だ。
あえて替える必要は無かったと思うけど、翻訳本はそこら辺が難しいのかも。
(更にどうでもいい話だが、ドイツとフランスのダービーは掲載されていない。)


本の中では数多くのダービーが取り上げられている。
「ACミラン vs インテルミラン」「バルセロナ vs レアルマドリッド」と言った
よく知られたダービーもあるが、どちらかと言えばマイナーなダービーの話の方が面白い。

 ・「ズベズタ vs メタルルグ・クズバス」(シベリアで行われるダービー)
 ・「イーストベンガル vs モーハンベンガル」(インドのダービー)
 ・「B36 vs HB」(フェロー諸島のダービー)

↑こんなダービーがあるなんて、知らねぇよwwww
マイナーなダービーの話の方が面白いのは、マイナーであればあるほどダービーが
日常生活と密着していて、緑の体たらくにより現在ダービーが無い都民として、
それをうらやましいと思うからかもしれない。


読み終えた後に改めてダービーの意味をWikiで確認してみると

>ダービーマッチ(Derby Match)とは、主にイギリスが発祥とされるサッカーなどの
>球技スポーツで広く使われている、ある共通の条件を持つクラブチーム同士の
>試合対戦形式の地域戦を指す言葉の事である。

となっている。
「共通の条件」があるからこそ「同類相憎む」となり、「対立関係」が生まれてくる。
この共通の条件が、「信仰する宗教」や「社会的階層」という生まれた環境で
ある程度決まってしまうものだと選択の余地は無い。
例えばスコットランドで生まれて家族がカトリック教徒ならば、
どうしたってセルティックのサポーターにならざるえない。
しかし共通の条件が「地域」だと(=宗教的背景や社会的階層は同じ)、
AとBのチームのどちらを応援するかは「たまたま」で決まってしまう
家族全員リバプールを応援しているが、自分だけは何故かエヴァートンを応援している・・・
理由は特に無い(気づいたらそうなっていた)という具合に。


身の回りにいる友人に東京アホーターになったきっかけを聞いてみると、

・江戸川陸上競技場に行ったら試合をしていたから
・味スタこけら落としとなったダービーを見たから
・戸田のハットトリックという東京七不思議を目撃したから
・はじめての彼が青赤だったの・・・
・ワタシを弄んだ憎いあんちくしょうが、緑蟲だったの・・・

と、「たまたま」をきっかけとしてアホーターに転落している場合が多い。
チームができてから10年ちょっとならあたりまか。
あと20年ぐらい時が経って、両親や家族や育った街が青赤だったから、
というnatural bone 青赤な割合が増えてくると、
また違った層のサポーターが生まれてくるんだろうなー

現在、青赤ヘディング脳症候群に犯されている多くのアホーターも人生転落のきっかけとなる
「たまたま」が無かったら、

 ・「俺には緑の血が流れている」
 ・「全緑疾走1969!」
 ・「吾らが人民の偉大なる指導者であられるナベツネ様万歳」

と文字にするだけでもおぞましい言葉を口にしている可能性もある。
偶然ってのは自分の意思ではどうにもならないものだけど、大事なものだなと改めて思う。
緑に染まる人生なんて、無駄遣い以外の何物でもないからね。

※yocchi-football.netさんでも紹介されているが、今月はもう一冊ダービー本が出ている。

 ■8~10月刊行のサッカー本紹介します 「英国のダービーマッチ」

 こちらについてはまた別のエントリーで。

jose-mourinho.jpg■モウリーニョの流儀

モウリーニョのインテル就任1年目の発言が1/3、
発言の背景やイタリアサッカーの文化的背景の説明が2/3。
この比率が逆ならばもっと読み応えがある本になった気がする。
解説がある分、分かりやすくなっているけど。

イタリアと言う新しい環境に飛び込んだモウリーニョが、
どうやって適応しスクテッド獲得という結果を残したかが
発言を追っていくと分かる。
サッカー監督の武器のひとつは発せられる言葉
(とその土台となる思考センス)だなと思わされた。



読みすすめながらモウリーニョの発言なんだけど、我らがJFKのイメージと重なった箇所を
ピックアップしてみた。もちろん包含贔屓指数150%である。

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「選手達も戦術的カルチャーを備えているのでそれ(注:どんなシステムを用いるか)に対応できるし、
私にとっても難しいことではない。
逆に難しいのはチームを私の考えるようにプレーさせることだ。」
→ナビスコカップ決勝進出、という結果はこれができつつある成果と信じたい。
  ただリーグで芳しい結果が出ていない原因は改善しないとね。


「私の仕事はシステムではなく、プレー原則をチームに徹底することだ。
システムは変わりえるが、プレー原則は常に変わらない。
(中略)重要なのはどんなサッカーがしたいのかだ。」
→ロマンチな分、JFKはシステムに固執する時があるけれど w
   去年と今年ではシステムは違えど、ショートパス&ムービングというのが原則になっている。
  それを実現するためならば、システムだって変わりえる・・・ってことだろ。

「選手が私と私の仕事につきあうやり方は3つある。
私の要求することをやらない。
私に言われたからやる。
私に言われなくともやる。

→今の東京に3番目のレベルに達している選手って、何人いるんだろう?


「リーダーに何が必要か知っているだろう?チームを刺激するために嘘を言って何が悪いんだ?」
→JFKはあまり嘘は言わないが、鼓舞する言葉は慎重に選んでいる。


keitaikotobaj.JPG蹴りたい言葉J サッカーがしたくなるJリーグの名言
 (いとうやまね編 コスモブックス)

Jリーグ16年の歴史の中で刻まれた名言が記された本。
とりあえず歴史順に並べられているので、
順番に読み進めていけば「あ~、そんなことあったね」と
気軽に思い出振り返りモードに!
著者のいとうやまね氏は、「いとうみほ+山根誠司」なんだね。知らなかった。
北斗+南=ウルトラマンエース、みたいなもんか。

なお本書は、日本代表GMであり、そのうち岡田の余計な緘口令に
嫌気が差して東京の初代GMに就任することが予定されている、
ハラヒロミ氏推薦の図書である。(帯にそう書いてある)

掲載されている言葉をつらつらと書き連ねても仕方ないので、
とりあえず東京関連の言葉をピックアップ。



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「J2でも魂が磨かれる」 (佐藤由紀彦)
分かれても好きな人~♪こと由紀彦の言葉。
今年は近藤健ちゃんがいるVファーレン長崎所属。ガンガレユキヒコ。超ガンガレ。


アマラオ引き留め事件 (アマラオ)
そういえば、アマのブログ。。あまりこうしん、していなね。。。。


「部活サッカー」 (中村俊輔さん)
そんなことをほざいていたキノコも、今じゃ偉くなったもんだ。


「入った、いい時間帯」

言うまでも無く、あの御方の名言。

「誰かにあわせてくるぞーーーー」 松本育夫

富士通 vs 東京ガス戦でした。


「試合中にパス回しに見とれることがある」(2924893)
もちろん東京のではなく、磐田の、です。


「都の西北。我が人生最大の失敗」(徳永悠平)
明治に入っていたほうがよかったのに。


「疲れて死ぬかと思った」(馬場憂太)
一応ナビスコカップ決勝後のセリフだが、正直記憶に無い
ヒロミの「ドトールおごってやるぞ」「山岸だから、打てば入る!」か、
モニの「血尿が出た」の方がよかったのでは?
あと田中釣男の「腐ったサッカー」が選外というのは、政治的配慮??
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なお2004年以降は東京暗黒史なので、残念ながら名言はなし!

もしこの本のパート2が出たら

「ずみ""ばせ"ん、声"がわ""れて""し"まっ""て""」


は確実に掲載して欲しい。

shamusuka.jpg
シャムスカ・マジック(PERICLES CHAMUSCA著 講談社)

プロ野球の監督は優勝した翌年によく本を出す。
(野村監督除く。)
その流れがサッカー界までに来たわけではないだろうけど、
2008年ナビスコカップで優勝した大分トリニータのシャムスカ監督の本。
もしナビスコカップで清水が優勝していたら、
『黒いポロシャツのムチムチ着こなし術』(長谷川健太著)が出ていたであろう。

4年前に監督に就任してからナビスコカップで
優勝するまでの道のりが書かれており、
今までの軌跡と思い出を振り返る意味で、
大分サポータにとっては一家に3冊ぐらいあってもいいかもしれない。
でも我が家には一冊あれば十分です。

大分の躍進を語る上で出てくるキーワードは、
鳥天でもニータンでもブサモリシでもなく、「ファミリー」であるが、
この本の中でも「ファミリー」については度々触れられている。




ファミリーについて
→"フォア・ザ・チーム"の考えで結ばれた、試合で勝つための力を発揮する集団。
  単なるなかよし集団ではない。
  チームがファミリーになることで、チームは強くなっていく。

ファミリーと言うと「家族」という単語が思い浮かんでしまうが、
むしろ「団結(力)」とかの方がニュアンス的には近いのかも。


代表監督について
→いつかはやってみたい。2014年ブラジルワールドカップに、
 日本代表監督として凱旋できたら最高。そうなるには、いろいろ大変だろうけど。
 代表監督になったら選手をチョイスできるが、システムは選手にあわせて決めていく。
 (大分が3バックなのは、Jリーグのチームは2トップのチームが多いから。)


あとこれは本を読んではじめて知ったのだけど、日本語公式ページもあり。
JFKも松岡修三公式サイト並にアツいサイトを作ればいいのに w


sizentai.jpg自然体(遠藤保仁著 小学館新書)

ある時はガンバ大阪の主力MF、またある時は日本代表。
そして本当の姿は、ガチャピンチャレンジの中の人である、
遠藤保仁の本。
受ける側に優しいベルベットタッチなパスを多用する
遠藤のプレイスタイルをそのまま表現したかのような、
ヘディング脳により読解力が激しく低下しているであろう
アホーターもすらすら読める親切なつくり。
1時間もあればOK!
それ以上かかったら小学校からやり直せ。

・・・多分遠藤が語った内容をゴーストライターが書き起こし、
それを編集したんだろうけど、
この程度で編集と言えるんだーふーんあはーんいやーんと
いうぐらい、本の作りとしては低レベル。





編集者の志の低さが、せっかくの遠藤の語りを台無しにしており、
全国1000万のガチャピンファンの皆様が小学館前で抗議活動をするのではないかと、
激しく不安だ。
これなら察知力 (中村俊輔著 幻冬舎新書)の方が、まだまし。


以下、主な内容。

・信条は「サッカーは楽しむもの」。その為ならどんな壁も乗り越えられる。
・はじめての彼女は中三の時にできた。清い付合いであった。
・イタリアワールドカップのビデオを擦り切れるほど見て、イメトレに励んだ。
・プロ入りするときは、名古屋か柏に行きたかった。(実際は横浜フリューゲルス)
・山口(素)、スゲーーーーー1111111
・フリューゲルスから移籍するときは、柏がいいなぁと思ってたけど京都になった。
・京都は暗黒史。
・トルシエに好かれるタイプではなかった。
・ジーコは信頼してくれてたけど、信用はしてくれていなかった。
・プロになって一番影響を受けたのはオシム。
・岡田JAPANが歴代代表の中では一番強いと思う。
・高校サッカーマンセー。メンタル鍛えるのは若いうちに。
・人生、だめでもともと。

以上
footballbaka.jpg
サッカー馬鹿 海を渡るーリーガエスパニョーラで働く日本人(川内イオ著 水曜社)

「サッカー関係の仕事で喰っていきたい」と思っても、日本ではまだまだ狭き門。
たとえ職に就けても決して、高給取りとは行かない。
後輩が運良く東京のフロントで働いているけれど、
彼女は傘張りの内職でなんとか食いつないでいる・・・

それならいっそ海外で、ンマイものあるからスペインで・・・
という訳ではないだろうけど、
海外での可能性に賭けてスペインでサッカーに
携わる職についた(ついてる)15人の日本人と、
10人のスペイン人のインタビューが掲載されている本。
そのうちの一人として、俺達のホペイロ山ちゃんが登場している訳ですよ!



山ちゃんのインタビューは本を買って読めということで、
ここでは山ちゃんが東京で働くことになった愛と感動のヒストリーを簡単にまとめておく。


・美少年の誉れ高き高校時代
サッカー部でマネージャー的な仕事をしていたら、
プロの世界では「ホペイロ」という同じような職があることを知る。

・介護士として、福祉系の会社に就職
でもサッカーの仕事をあきらめ切れずに、3ヶ月でやめる。
Jリーグの各クラブにホペイロの職を問い合わせるも、仕事得られず。

・金を貯めてフランスワールドカップ観戦の旅へ
そこで知り合ったサッカー関係者から「海外でホペイロ修行したら?」といわれる。

realoviedo.jpg・ツテを頼って、スペインへ
だけど、どのクラブにも職無し。
あきらめかけたところ、ふとしたきっかけで
レアルオビエド
のホペイロ見習いの職を得る。

・レアルオビエドで、ホペイロ修行の日々
街の中ではすっかり有名人。
レアルマドリード戦では、ロベルト=カルロスとワンツーを交わす。
山ちゃんの師匠ドナートの言葉「ホペイロも親が子供に食事を与えるような気持ちでしっかり準備をすれば、きちんと仕事ができる」

・帰国後、J1に昇格した東京にアルバイトとして潜入
ブラジル人ホペイロをサポートするアルバイト的な役割を得る。
しかしブラジル人ホペイロの来日が遅れて、ひとりで石垣島キャンプの支度をすることに。

・キャンプ終了後、選手から「雇ってあげてもいいのでは?」との声
選手の後押しもあり、正式に東京に入団。今日の地位を築く切っ掛けとなる。
俺の勝手な妄想では、アマラオと浅利が山ちゃんをプッシュしたような気がする。

・山ちゃんの野望

「ACLに出て優勝し、東京が世界と闘うときに携わる!」

「GIANT KILLING 8巻」を買いに本屋に行ったら見つけたので、購入。



題名のとおり、アマラオに関して幼少期からブラジル時代、
東京ガス→FC東京時代、そのあとの平塚や高崎時代、そして現在について書かれている本。
映画はまだ見ていないけれど、内容的にかぶるのだろうか?そんな予感。

アマラオのエピソードについては、すでに語られているものが大半で特に目新しいものはなし。
そんなにページ数もないので、1時間ぐらいで読めます。
あと明らかに酔っ払っているラモスとの対談あり w


本文中に、こういう面白い記述があった。( )は俺の勝手な記述。

アマ第一世代・・・アマラオと共にプレーをして、その人柄や精神を知っている世代。
(フジや浅利、モニや石川も該当。)

アマ第二世代・・・アマラオ一緒にプレーはあまりしてはいないが、第一世代から
アマラオについて見聞きし、その人柄や精神について知っている世代。
(梶山や今ちゃん。徳永はギリギリか?)

アマ第三世代・・・アマラオとプレーはしたことが無く、アマラオについても存在は知っているが
まだ深く触れていない世代。(平山、赤嶺、長友、大竹など)


いまチームは第二世代から第三世代への端境期であり、
アホーターについても同じことが言えると思う。
個人的にアマを神格化するつもりはサラサラないけれど、
東京が歩いてきた歴史の一部として、語り継いでいくべきものはあると思う。
そういう意味では、昔からアマを知っている人よりも、
メインスタンドの上の方にいつもいるおじさん(有名人だったらしい)というぐらいの人が読むと、
いいんじゃないかなと思う。